見積書や請求書、納品書を連動させる仕組みが完成したら、実際に使用する前にもう一つ、なすべきことがあります。
それは0(ゼロ)を消すことです。
エクセルはその仕様上、連動させているセルの参照元に何も入力されていない場合は、0(ゼロ)が表示されます。
つまり、見積書や請求書、納品書の下のほうの適用欄に、0(ゼロ)が入力されてしまい、PDFに変換するにしても、印刷するにしても、この0(ゼロ)が反映されてしまいます。
これを消す必要があります。
といっても、まったく難しくなく、関数も使いません。
「オプション」→「詳細設定」に行きまして、「次のシートで作業するときの表示設定」にある「ゼロ値のセルにゼロを表示する」のチェックをはずすだけです。
ここです:
関数を使うケースがあるとすれば、同じシートに、0(ゼロ)を表示させたい箇所とさせたくない箇所が混在しているケースですが、見積書や請求書、納品書には、あまりないケースかなと思います。