「エクセルのロック（保護）ができない汗」
というお声がよく届きます。
これには理由がありまして、、、
「ロック」という機能は、初めて目にすると誤解を招く可能性があります。
なぜなら、名前が「ロック」なのに、これにチェックを入れただけではセルがロックされない、つまり保護されないからです。
これは不具合ではなく、もともとこういうものなんです。
では、具体的にこの「ロック」機能がどのような動きをするのか見てみましょう。
まず、「ロック」のチェックボックスをオンにすると、それは「このセルはロック（保護）の対象になり得る」という意味を持ちます。
しかし、ここで注意が必要なのは、この状態ではまだセルは実際には保護されていないという点です。これはつまり、「ロック」をチェックする行為は、将来的に保護が必要なセルを事前にマーキングする、という役割を果たしているのです。
そして、ここからが重要なステップとなります。
ロック対象になったセルを実際に保護するためには「シートを保護する」機能を使用する必要があります。この操作を行うと、先ほどロック対象にしたセルが実際に保護され、編集などができなくなります。
これは、特定のセルのみを選択的に保護するための機能です。例えば、計算式が入力されているセルや、データ入力を防ぎたいセルなど、誤って変更されては困るセルをロック対象に設定しておき、シート全体を保護することで、それらのセルの安全を確保できます。
実際の手順については、下記で触れていますのでご覧ください。
