今回はいつもと異なるお話を。
ELANという動画解析ソフトがあります。
言語学などの学問領域において、研究用素材を作成するのに用いられているソフトですが、当社の別事業で扱っています。
ELAN 使い方
https://www.tapeokoshi.net/kataredomo/887/
ELAN 文字起こし
https://www.tapeokoshi.net/elan.html
※当社運営のウェブサイトが開きます。
このELANとエクセルは、もちろん、それぞれ異なる目的のために作られたソフトウェアですが、いくつか共通点があります。
1. データ管理: 両者とも、多くのデータを管理するためのツールです。エクセルは主に数値やテキストデータの整理や分析に用いられ、ELANはビデオや音声データの時間的な注釈(アノテーション)を行うためのソフトウェアです。
2. 視覚的表現: エクセルはセルという形式でデータを表示し、ユーザーがデータを視覚的に理解しやすい形にすることが可能です。同様に、ELANも時間軸上にアノテーションを視覚的に表示することで、ビデオや音声データの解析を容易にします。
3. カスタマイズ可能性: 両者ともに、ユーザーのニーズに応じてカスタマイズが可能です。エクセルではセルのスタイルや計算式を自由に編集でき、ELANではアノテーションのレイヤーやタイムラインをカスタマイズすることができます。
4. データのエクスポートとインポート: エクセルとELANは、ユーザーが他のプログラムとデータを共有するためのエクスポートとインポート機能を提供しています。これにより、他のソフトウェアで作成または分析したデータを簡単に取り込んだり、逆に他のソフトウェアにデータを送ったりすることが可能です。
そして、とてもマニアックな、知る人ぞ知る共通点として、
5. 逐語録のコード化・カテゴリ化などはアノテーションに類するものですが、これを行う際はエクセルを用いることが多く、注釈付けという行為自体は、エクセルもELANも同様です。